なお次回入荷の予定はありません。
以下公式発表文引用
unite311 復興支援サイクルジャージ 「TOMORROW」のデザインについて
私たちに出来ること。それは忘れないこと。
今はまだ自分に出来ることが見つからないかもしれません。
ですが彼地の復興はこれから長い道のりを必要とするでしょうし、支援にも長い道のりが求められます。
自分たちはその間にも日々の小さな支援を続けながら、それまでの日常に戻らなければなりませんが、
今の気持ちを忘れないでいれば、3ヶ月後、半年後、1年後、そしてその先にも、いつか自分だけが出来ること、やるべきことが見つかるかもしれません。
この気持ちを持ち続けることを私たちの日常に変えるために、そして今日の思いを「明日」への
希望に変えて日々進むため、「TOMORROW」という言葉と共に、ひとつのサイクルジャージを作りました。
3月11日、彼地では凍てつくような長い冬からようやく抜け出し、待望の春の到来を告げる花を愛でる
季節でもありました。その美しい日本語「花を愛でる」に記された「愛」という言葉をから、東北地方を起源と
する日本古来の染色技術である「藍」染をイメージし、このサイクルジャージには藍色を用いました。
胸には国鳥の「雉」と共に「明日」意味する「TOMORROW」を刻み、左袖に付く漢数字「三 一 一」には、日本の象徴である日の丸と富士が隠されています。
人は決して弱くない。でも支えがあればもっと強くなる。みな一人ではない。そして人を支えることで自分も
支えられていることを実感する・・・
襟元には、海外で戦うプロ・ロードレース選手、TEAM 「radioshack」の別府選手から送られたメッセージ
「ひとりじゃない - You are NOT alone -」を配し、右腕と背面には支援という共通した繋がりの中でも、
其々が特別な思いをお持ちの皆様を繋ぐ一つのワード「unite」私たちが全てを考え直すキッカケのとなった「311」
其々の支援への思いを311の数字の下に融合する意味として付けたプロジェクト名「unite311」を記しました。
背面全面には、形のない、思いだけで始まったこのプロジェクトを背中から支え続けてくださいました
協賛社様皆様を記載させていただきました。
このサイクルジャージにプリントされた桜の花は、彼地で咲く本物の桜が舞い降りるシーンが来ることを願って、私たちの希望の証として印しています。
日常の活力を生む余暇に使用するものの中に、今回の震災とこれからの復興に努力されている人と地区が
あることを忘れないでいる記号を入れることが、今の私たちの出来ることでした。
今の記憶を明日の希望として繋ぎながら、このサイクルジャージと共に何時の日か彼地を皆さんで走れる日が
来ることを、そして皆様に末永く愛されるサイクルジャージになることを心より願っております。
TRAIN 中野達男
AEROAZURE 和田智裕
HOMEAL1 奥野真行(グラフィックデザイナー)